metujin ekikyou 日誌ツイッター篇共通 『【外交】 安倍首相、「イスラム国」との戦いのため中東諸国へ2億ドル援助』 「火雷噬ﾛ盍 五」

metujin  ekikyou  日誌ツイッター篇共通
『【外交】 安倍首相、「イスラム国」との戦いのため中東諸国へ2億ドル援助』
「火雷噬ﾛ盍　五」


◇「サブタイトル」
『噬乾肉とは、骨なき肉の噬(か)み易(やす)きに喩(たと)へ、得黄金　とは、
黄は中央の色なるを以て、中の義に取り、金(きん)は堅剛(けんごう)
(かたきつよき)の義に取るなり、此の爻明中の徳を備へて尊位(そんい)
(たっときくらい)に在り、即(すなは)ち獄(うったへ)を断ずるの君とす、』





---◇「記事掲示板引用」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsalpha/1421570039/l50
【外交】 安倍首相、「イスラム国」との戦いのため中東諸国へ2億ドル援助


---略---

イラクやシリアのかなりの部分を奪った武装テロ集団「イスラム国」の急激な
膨張ぶりは、
昨年の世界を震撼させた大問題の一つとなった。
ＣＩＡのデータによれば「イスラム国」の戦闘員は約3万人で、占領した地域
ではカリフ制による統治を宣言している。

ロシアの声　http://japanese.ruvr.ru/news/2015_01_17/282181228/


/////　記事引用ここまで　/////


◇　このテーマは数日前にはやってあったものですがご存知の通り、
昨日でしたか
以下のような報道が飛び込んできたわけです。


---◇「記事引用」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/01/20/kiji/K20150120009665780.html
「日本人２人殺害」警告　湯川氏らか、政府確認中　首相、即時解放要求

---略---

　湯川さんは昨年８月、内戦が続くシリア北部アレッポ郊外で、シリア反体制派
の混成部隊に同行した際、イスラム国に拘束された可能性が出ていた。後藤さん
は同１０月にシリアに取材に向かい、連絡が取れなくなった。

　イスラム国はシリア北部ラッカを「首都」と位置付け、外国人記者らを拉致し
身代金を求める手口を多用。昨年８月以降、シリア内戦で行方不明になった
米英人の記者らの首を切り、殺害する映像を公開した。（共同）
[ 2015年1月21日 00:37 ]

/////　記事引用ここまで　/////


　なので今回はこのお二方の安否占をやってから本題にいきます、
といっても、もたもたしている間に懸念が
現実になってしまいましたのであれですが。

なお、以前より書いておりますように、「公」に関わる安否占は占術の三禁
には触れないと
いうスタンスであり、尚且つ当然ぼかして書きます。

◇　後藤氏
「水火既済　二」(：｜：｜：｜)変卦「水天需」(：｜：｜｜｜)
「六二。婦喪其茀。勿逐。七日得。」
「象伝曰。七日得。以中道也。」

◇　湯川氏　
「風雷益　二」(｜｜：：：｜)変卦「風沢中孚」(｜｜：：｜｜)
「六二、或益之、十朋之龜。弗克違。永貞吉。王用享于帝。吉。」
「象伝曰。或益之、自外來也。」


先に筮してあった「火雷噬ﾛ盍　五」を幹としてこの問筮を枝占とします。
とすると身代金名目でないにせよ、いくばくかの志(こころざし)は包まない
とキビシイです、
ですが、

概ね開放の方○に向かうのではないかと思われます。
(今回は辞占をそのまま提示します。
　できれば悪い意味での反省は書きたくないですね。)

易は目先の小さな事件には目を瞑ってそのあとの法整備だとかにピントが
あってますからね。　

ということで本題に入ります。



◇「問筮」

「掲示板でも懸念があがっているようだが、資金援助するということは
イスラム国との戦いに参加するということでもある。
資金は容易に武器に化けるのであるから、軍事的な支援ではないといった
ところであまり意味が無い。
かといって彼等を放置するのも犠牲になる方々にとっては可哀相なことだ。

この措置はわが国と日本国民に対してどういう影響を与えるのだろうか。」

「火雷噬ﾛ盍　五」



「卦　　辞」
「噬ごう。亨。利用獄。」

「火雷噬ごう　五」
主卦「火雷噬ごう」（｜：｜：：｜）
変卦「天雷无妄　」（｜｜｜：：｜）
「五爻  爻辞   噬乾肉、得黄金。貞厲无咎。」
「乾肉を噬み、黄金を得。貞厲なれば、咎なし。 」
「象に曰く、貞厲なれば咎なしとは、当を得ればなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」より、以降引用は同左)



http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760557
国会図書館蔵　高島易断増補版　義之巻　「噬ﾛ盍　六五解説」
「コマ番　116」「占解説及び占例」
「勝手解釈につき原文確認と文章利用の際は一報を。」

『　六五、噬乾肉。得黄金。貞厲。无咎。
　象伝曰。貞厲无咎。得當也。

噬乾肉とは、骨なき肉の噬(か)み易(やす)きに喩(たと)へ、得黄金　とは、
黄は中央の色なるを以て、中の義に取り、金(きん)は堅剛(けんごう)
(かたきつよき)の義に取るなり、此の爻明中の徳を備へて尊位(そんい)
(たっときくらい)に在り、即(すなは)ち獄(うったへ)を断ずるの君とす、

---略---

彖伝に　得当位　と言ひ、象伝には　得当也　と言ふものは、彼は位を以て

言ひ、此れは事を以て言ふなり、柔を以て噬(か)む、剛を以て噬(か)む者は、
有司法を執るの公なり、柔を以て噬(か)む者は人君忍(しの)びざるの仁
なり、』

『「占」我本(も)と明智、加(くは)ふるに剛毅(ごうき)(つよく)にして
険難(けんなん)(けはしきなやみ)を避けざる人の助けを得(え)、奏(そう)
す可(べか)らざるの事項を容易に奏するの解きとす、
○従順にして尊位に居り、刑を用(もち)ふ、人服せざるなし、』

　　

◇「明治二十二年の米作を占(うらな)ふの事」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760557
国会図書館蔵　高島易断増補版　義之巻　「噬ﾛ盍　六五解説」
「コマ番　116」「占解説及び占例」
「勝手解釈につき原文確認と文章利用の際は一報を。」

『「占」我本(も)と明智、加ふるに剛毅にして険難を避けざるの人の助けを
得、奏(そう)す可(べ)からざるの事功(じこう)を容易に奏するの時とす、
○従順にして尊位に居り、刑を用ふ、人服せざるなし、』

『「占例」明治二十二年の米作を占ひ、噬ﾛ盍の第五爻を得たり、

爻辞曰。六五、噬乾肉得黄金。貞厲。无咎。

断に曰く、雑卦伝に、噬ﾛ盍は食なり、彖伝に又曰く、
頤中有物曰噬?、噬?而亨と、この卦皆食料に関係するを謂ふものなり、
夫(そ)れ雷は地下より出る所の生気にして、雷気、地上に出るとき、
草木融然として萌芽す、是(こ)れ易に雷を草木に象る所以なり、この卦

雷の稲は下卦に在り、太陽の火熱は上卦に在りて、互卦の第四爻、即(すなは)
ち七八月に洪水ありと雖(いへ)ども、今第五爻を得たるを以て、
豊作なりとす、而して爻の辞(ことば)に噬(かむ)乾肉(かんにく)と云ふ
は、古昔(こせき)伏羲氏易を作るの時は穴居野処(けっきょやしょ)

して野獣を食らふの世なれば、若し獣肉あまりあれば、乾(かわか)して
之(これ)を蓄ふ、今や人類、自ら耕作して食するのときならざるべし、
故に百姓は十分の収穫を得て、高価に売るを得べし、之(これ)を得黄金
と謂ふなり、

果たせるかな、六七月の交(かう)に至り、降雨しきりにして、二三の県は為に
非常の惨状を受けたれども、全国は概して十分の上作を得、
其の割合は経済学上の反比例を為し、米価すこぶる高かりき、易理の精妙、
感ぜざらんと欲するも其れ得べけんや、※頃日(けいじつ)
※(近頃)　

某貴顕に会して、
談この占に及びしに、貴顕大(おおひ)に感嘆して措(お)かざりき、　』
※(措く　止める、中止、控える、感嘆を止めない　・・)　


/////　呑象嘉右衛門テキスト引用ここまで　/////



metujin  側の占例、

　---◇「占例過去ログ引用　噬ﾛ盍　五」
　http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/41869575.html
　2014/12/185:46
　metujin ekikyou 日誌ツイッター篇共通
　【衆院選2014速報】民主・赤松口蹄疫が当選確実　愛知５区
　「火雷噬ﾛ盍　五」

　◇「サブタイトル」
　「逆縁」

　---略---

　それで易の話に戻しますと変卦側が「天雷无妄」(人災天災の卦)　
　それに「離」(｜：｜)の目が開くわけですから、赤松氏は志が卦外(国)に
　ある○主党さんと志が内政にある政党の違いをはっきりと全国に示して
　くれたわけです。

　　これを仏教的にいいますと、「逆縁」というようではあります。

　/////　引用ここまで　/////


◇　呑象嘉右衛門さんの占例は若干間違いがあったようなので、今回は
修正したのを投稿してあります。

metujin  側の占例はこれは　metujin  の育ちがばれるようなことを平気で
書いていますので、できれば読まないでいただけると。　＾＾)　・・・


宮崎口蹄疫の頃の○主党さんなんかは異常でしたからね、あれほど全国の
農家を怒らせた例は無いでしょう。
宮崎県は国が動かない中、本当によくやっていただいた。
私は今もって彼等の仕事とその払った大きな犠牲には感謝するわけです。

(福一原発で逃げずに踏ん張っていただいた方々、そして多大な犠牲を払って
日本国の農業畜産を守った宮崎県の方々には、本来陛下からなんらかの
叙勲あってしかるべきかと思うわけですが、　・・・　)

ということで本題に戻りますと
変卦側に毎度批判する天地否の「天雷」さんの象がありますな、(｜｜｜：：：)
(｜｜｜：：｜)

『　否たる学校を出テ直ぐに偉くなる、世間の下積み無くしてリスクの幅
読めず、病気が進めば(家人　国民)はその生存域を狭くする。』

宮崎口蹄疫の時はこれは○主党さんがそれだったわけですが、今回の話題
では、「乾」(｜｜｜)はこれ神様の象でもあり、批判を許さない体制でも
あり、ということになるわけです。

日本の場合はしかも家畜が対象になりましたが、イスラム国の場合は残忍な
ことにその対象が「人間」ということになるわけです。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

　それで公共の福祉に絞って「離」(｜：｜)たる日の丸を掲げ、　
主には学校、医療病院といったところにこういう資金を使う分にはイスラム
国側の兵士とて下手するとそれにお世話になるのでありますから、
文句の出ようも無いわけですね。

なので、　

「五爻  爻辞   噬乾肉、得黄金。貞厲无咎。」
「乾肉を噬み、黄金を得。貞厲なれば、咎なし。 」
「象に曰く、貞厲なれば咎なしとは、当を得ればなり。」

呑象嘉右衛門さんの例に従えば途中確かにキビシイ局面がありはしますが、
これは外務省さんがキチンと警報を出すなりしてもらって
賢明な対処をお願いしたい、

それと
できれば日本の資金を使ったものに関しては「離」(｜：｜)たる日の丸を
提示してもらえるよう図っていただきたい。
(シールのようなものでいいわけですね。)

こういうのは長く彼等の記憶に残るものですからね。


◇「先に書いたように民間でよい仕事をされた方々にも叙勲を。」　
「山火賁　三」　

「賁。亨。小利有攸往。」

「三火賁　三」
主卦「三火賁　」(｜：：｜：｜)
変卦「山雷頤　」(｜：：：：｜)
「三爻  爻辞   賁如。濡如。永貞吉。」
「賁如たり濡如たり。永貞なれば吉なり。」
「象に曰く、永貞の吉は、終にこれを陵ぐものなきなり。」

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760545
典拠　高島易断 上経四　高島嘉右衛門 著
 「国会図書館蔵、高島易断　賁　九三　　33-34　」
「勝手解釈につき原文確認と文章利用の際は一報を。」

『□占　剛ノ不中正時ヲ得テ。上下ノ陰二飾ラル。銅銭ニシテ
鍍金ヲ得タルガ如シ。然レトモ長ク其徳ヲ守リテ。
諸物ノ為二陥溺セラレザレバ。吉二シテ其位ヲ失ハザルコトヲ
得ベシ。此時二當リ。賁ノ驕奢ヲ省キ。永ク貞固ノ道ヲ守ラバ。吉ノ
占ナリトス』

◇
　確かこの卦は私が親の脳溢血の手術の際にそれを「成功」と判定した
卦象だったかと記憶しておりますが、

この「賁」という卦は「沢水困」を裏返してできる、　
となれば、世界が「困」とした時に賢明な働きによって、その破壊を防ぎ
止めるような働きをした方々には「賁」たる顕彰あってしかるべきでは
ないでしょうか。

口蹄疫を多大な犠牲を払って食い止めた宮崎県や、福一で逃げずに
対処してくれたような方々には、易も肯定していることであるからキチンと
叙勲していただきたい。


◇「　イスラム国と関わってしまったからには警戒は怠らないように。」

「水火既済　四」
主卦「水火既済」（：｜：｜：｜）
変卦「沢火革　」（：｜｜｜：｜）
「水火既済　四爻」
「四爻    爻辞    繻有衣じょ。終日戒。」
「繻(ぬ)るとき衣（い）じょあり。終日戒む。」
「象に曰く、終日戒むとは、疑うところあればなり。」

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760560
「国会図書館蔵　増補高島易断　信の巻「風水渙ー火水未済」
高島嘉右衛門著　コマ番　69　」「既済六四　」
（合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用

『---略---　患ヲ防ギ変ヲ慮ルヲ以テ念ト為シ、時々刻々之ヲ
戒ムルニ非レバ、必ズ覆没ノ患アリ、・・』


◇これは変卦側に「兌」(：｜｜)の体液の象があり、外卦の「坎」(：｜：)
は銃器の象です。
警戒を怠れば当然「血」が流れる懸念がある。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

　かつて立川 談志師匠がテロの本場に行ってテロに遇うのは、
北海道に行ったら鮭食わされたというのと同じ旨、述べていたようだが、
テロの本場に行ったらテロに遇うのは当たり前と考えるべきかと
思われます。


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